夢のまた夢だった日本留学 憂える中国の「罠」と100年前の運動

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聞き手・吉岡桂子
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 中国を大混乱に陥れた文化大革命が終わり、鄧小平氏が改革開放政策にかじを切った1980年代。バブル経済を謳歌(おうか)していた日本に、良好な外交関係を背景に中国から留学生たちがやってきました。そのひとり、劉徳強さんは日本にとどまり、京都大学経済学部教授として母国の経済の研究を続けてきました。近年、経済発展と政治体制の問題に軸足を移したそうです。

 ――劉さん、なぜ研究の軸足…

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