米中高官が会談 米、台湾への圧力懸念 北朝鮮問題は「協力すべき」

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ワシントン=園田耕司 北京=高田正幸
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 サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)と中国外交部門トップの楊潔篪(ヤンチエチー)政治局員が13日、ルクセンブルクで会談し、北朝鮮や台湾問題について協議した。同日、米政権高官が明らかにした。サリバン氏は、中国が北朝鮮への制裁強化を求める国連安保理決議案に拒否権を行使したことに懸念を表明。中国が台湾に圧力を強めている事態にも懸念を示した。

 電話会見した米政権高官によると、会談は4時間半にわたって行われた。サリバン氏は、核実験再開の動きを見せる北朝鮮への新たな制裁決議案に対し、中国がロシアと共に拒否権を行使した問題を指摘し、懸念を表明。一方、北朝鮮問題は「米中両国が協力して取り組むべき分野だ」と強調したという。

 両氏は台湾問題についても協…

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