3月22日からウィーンで予定されていた核兵器禁止条約の第1回締約国会議が今年半ばまで延期されることになった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、世界中で参加者の移動が難しい状況が続いているため。オーストリア外務省が1日、明らかにした。
議長を務める同省核軍縮担当部長のアレクサンダー・クメント氏は延期の理由として、会議には幅広い関係者の参加の機会が確保されていることが必要であることをあげた。新たな期日は近く決めるという。
核禁条約は核兵器の開発や保有、使用などを幅広く禁じるもので、昨年1月に発効。現在、59カ国・地域が批准している。
条約の順守は批准国だけが義…
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