阪南大高、「3冠」狙う青森山田に1-3で敗北 高校サッカー
第100回全国高校サッカー選手権大会で大阪府代表の阪南大高は2日、駒沢陸上競技場での3回戦で、全国高校総体、プレミアリーグとの3冠を狙う青森山田に1―3で敗れた。
双方のチームが今大会の「山場」と位置づけた試合は、序盤から激しい攻防が続いた。阪南大高は前半、MF桜井文陽君のミドルや、FW石川己純君のゴールポストに当たる惜しいシュートもあり、押し気味の場面も作った。しかし、青森山田のサイドからのクロスの競り合いで、不運にもオウンゴールを喫した。
後半、コーナーキックと中盤からのカウンターで点差を広げられたものの、MF松本楓悟君のロングスローから、J1湘南に内定している主将のFW鈴木章斗君が今大会7点目を右足で押し込んだ。終盤、DF陣が果敢なオーバーラップを仕掛けるなど最後まで走り続けたが、球際で体を張る青森山田にかわされた。
浜田豪監督は「選手はしっかり頑張ってくれた。力強いサッカーができた」。鈴木君は「チームは3年間やってきたことを出してくれた。後悔はありません」と仲間をたたえた。(島俊彰)
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