離島の書店めぐった本、出版記念しトークショー

吉野太一郎
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 離島の書店を訪ね歩いたルポ「離島の本屋ふたたび」が書籍として出版されたのを記念したトークイベントが3日午後7時から、東京都台東区寿2丁目の書店「リーディンライティン」で催され、オンライン中継される。

 都内在住のフリーライター朴順梨(パクスニ)さんが2005年から、沖縄や鹿児島・種子島、長崎・五島列島などの島々で、地域の活字に親しむ文化を守ろうと奮闘する書店主たちを訪ね、厳しい経営環境の中で住民と密接に交流し、島の生活に不可欠な施設として存在している様子を追った。13年に出した本の続編で、北区の出版社「ころから」から10月末に出版された。

 イベントでは、朴さんが取材の後日談や本に盛り込めなかったエピソードを披露するほか、朴さんが朝日新聞の書籍サイト「好書好日」の連載で紹介した首都圏の書店主たちが登場。出版不況に負けず、独自の選書などのこだわりを発揮しながら地域で存在感を出すこつなどを語り合う。

 参加料は1100円。申し込みは応募ページ(https://ciy.digital.asahi.com/ciy/11003076別ウインドウで開きます)から。問い合わせは好書好日編集部(book-support@asahi.comメールする)へ。(吉野太一郎)

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