外務省、韓国語で旭日旗説明 HPに「日常生活で使用」

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 外務省は8日、旭日(きょくじつ)旗を韓国語で説明した文書をホームページ(HP)で公開した。これまでは日本語と英語のみだった。仏語とスペイン語版も同時に公開。韓国国内で旭日旗を問題視する動きがあり、自民党議員らから韓国語での説明を求める声があがっていた。

 旭日旗は太陽をかたどった意匠で、「日本国内で長い間広く使用されている」「大漁旗や出産、節句の祝いなど、日常生活の様々な場面で使われている」などと意義や歴史を説明した。

 外務省HP内にある「旭日旗」のページに掲載。菅義偉官房長官が2013年9月の記者会見で述べた「政治的主張だとか軍国主義の象徴だという指摘は全く当たらない」との発言も各国語で紹介している。

 韓国国会は9月、旭日旗を「第2次世界大戦当時の日本の帝国、軍国主義の象徴」と位置づけ、来年の東京五輪パラリンピックの競技会場への持ち込み禁止を求める決議を賛成多数で可決した。

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