30歳前後・面長・二重の目…想像で描いた弥生人「実にそれっぽい」

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富田祥広
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 〈弥生時代の女性の顔を想像で描いてみよう〉。鳥取市の大規模集落遺跡・青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡の出土物などを展示する施設「鳥取県立青谷かみじち史跡公園」が、そんなコンテストを実施した。集まった作品は24点。来園者による人気投票で最も票を集めたのは――。

 史跡公園は遺跡から出土した人骨をもとに、骨格や骨のDNAを分析して女性の顔を復元した胸像を作り、3月20日にお披露目した。コンテストでは、公開に先立つ2月20日~3月17日に、復元する女性を想像した作品を募集。「30歳前後」「面長」「肌はやや明るい色」「瞳は黒色で二重まぶた」など10項目のヒントを示した。

 応募作品は県内外に住む5~69歳の男女23人から計24点が集まった。3月20~31日に来園者による人気投票を実施。施設内にすべての作品を並べて展示したところ、266票が投じられた。

「謎解きのようでワクワク」

 最も多い45票を集めたのは…

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富田祥広
鳥取総局
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国内社会、ルポルタージュ