【そもそも解説】スーダン紛争 1年半以上、止まらない理由は?
アフリカ北東部スーダンで戦闘が始まって、1年半が過ぎました。首都周辺や西部などで1千万人を超える人たちが避難を強いられています。なぜ、多くの犠牲を出しながら、戦闘が長引いているのでしょうか。中東諸国の思惑も入り交じるスーダンでの争いの背景を、解説します。
Q なぜスーダンで争いが起きたのか。
A スーダン国軍と準軍事組織「即応支援部隊」(RSF)の対立が背景にある。軍事政権が続いたスーダンでは、民政移管に向けて国軍とRSFが統合するはずだった。当時、政権トップに国軍のブルハン氏が就き、ナンバー2にRSFのダガロ氏が座っていた。しかし、両者の主導権争いがきっかけとなり、昨年4月15日に両者が首都ハルツームでぶつかった。
Q 日本との関係は?
A 日本は、1980年代か…
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- 【視点】
スーダンの事態は、国際刑事裁判所(ICC)によりジェノサイドの容疑が確認されている唯一の事態です。 国連安保理が2005年に付託しました。 記事にある、ジャンジャウィードとこれを支援した大統領アルバシールを含む当時のスーダン政府のメンバー
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