モスクワ近郊など複数のロシアの町へドローン攻撃 石油施設で火災も
モスクワ郊外など複数のロシアの町で2月27日夜から28日未明にかけて、石油関連施設などがドローン(無人機)の攻撃を受けた。ロシア第2の都市サンクトペテルブルクでは空港が一時的に閉鎖され、ロシアメディアはドローン攻撃が関連した可能性があると伝えた。死傷者の情報はないとしている。
モスクワ州知事は28日、同州コロムナにドローンが墜落したとSNSで明らかにした。コロムナはモスクワから100キロ余りの距離だ。国営ノーボスチ通信によると、ロシア南部クラスノダール州トゥアプセにある石油最大手ロスネフチの石油貯蔵基地で28日未明、火災が発生した。独立系メディアによると2機のドローンの攻撃を受け、暖房施設が燃えたという。
南部ベルゴロド州でも27日…
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- 【視点】
今回のドローンによるロシア各地での複数の攻撃について、ウクライナは実行を認める表明は行っていない。他方、ロシアによるウクライナ侵攻から1年が過ぎ、戦争が長引く中で、ロシア領内への攻撃に関する同国国防省の発表も増加している。 大きく報道はさ
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