旧統一教会めぐる山際氏、地元の受け止めは 不信感、ポスター撤去も

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 「確認できない」と言っていたのが「出席したと考えるのは自然」になり、「全て書いた」はずは「速やかに訂正」――。

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係をめぐって記録や記憶がないという説明を続ける山際大志郎経済再生相。国会の予算委員会では、自ら「これから何か新しい事実が様々なことで出てくる可能性がある」とも発言した。地元の人たちはどう受け止めているのか。

 「必要最小限の資料しか残していないため、外部からの指摘を受けて出席が明らかとなったイベントが複数あった」

 17日の衆院予算委員会。教団トップが参加した2018年の会合出席などの公表が遅れたことを野党議員に問われ、山際氏はこう釈明した。

 さらに「指摘されるまで忘れていたのか」と追及されると、「(教団トップを)お見かけしたというもの以外は記憶にない」などとの答弁を繰り返した。

 19日の参院予算委では教団側との新たな接点が明らかになる可能性について「可能性を全部否定するわけではありません。覚えていないわけですから」と答弁。21日には、新たに教団トップと19年10月に撮影されたとされる写真の存在を閣議後会見で指摘され、「私が団体の代表と集合写真に写っている」と認めた。

これまでの山際氏の対応について、地元の川崎市の人たちからも、厳しい声が聞こえてきました。記事後半には、山際氏のこれまでの発言もまとめています。

■支援者らへの説明会、「諸般…

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