「パラリンビクス音頭」 歌って踊って楽しく子育て

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鈴木裕
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 障害を持つ子どもたちも元気に楽しく踊って――。軽快なリズムのダンス「パラリンビクス音頭」が3月、ユーチューブで公開された。自閉症スペクトラムと聴覚障害がある子どもを持つ穐里(あきさと)明美さん(47)が考案。「障害児の子育てのイメージを変えたい」という思いを込めた。

 ♪パーチパチパチはじまるよ ラララン歌声遠くまで~

 和風の曲調に乗せ、ビジュアル系ロックバンドのメンバーが明るく歌う。

 ヤモリが壁を登る。大きな花火が打ち上がる。楽しいことを探しに行く。そんなイメージで両手を大きく広げたり、胸の前で元気よく腕を振ったり。踊りの振り付けは、25年を超えるフィットネスの経験がある穐里さんが考えた。背骨のストレッチや、体幹を鍛えて姿勢を良くする効果があり、身体能力が高まるという。

 3月21日にオンラインで発表会を開き、穐里さんたちが振り付けを生中継したほか、プロモーション動画を公開した。

 穐里さんがオリジナルの運動プログラムをつくろうと思い立ったのは、コロナ禍がきっかけだ。

 民間の支援サービスが制限さ…

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この記事を書いた人
鈴木裕
四日市支局長
専門・関心分野
地方行政、教育、地方経済