(評・映画)「キノ・ライカ 小さな町の映画館」 再現する、カウリスマキ世界

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 2002年、カンヌ国際映画祭。ノーネクタイのアキ・カウリスマキ(以下AK)、酒に酔ってか晴れの舞台で、巨体をゆらゆらさせていた……。

 強者でなければ、生きがたい今の社会。片隅に暮らす人間の様(さま)を独自な視線、ユーモアを含む語り口で描く。エンドの音楽が心に突き刺さり、時折、愛犬ライカも登場した…

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