改正子ども・子育て法、成立 児童手当を拡充 「支援金」徴収

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 岸田政権の少子化対策を盛り込んだ「改正子ども・子育て支援法」などが5日、参院本会議で与党の賛成多数により可決、成立した。児童手当の拡充分は12月から支給される。財源の一つ「支援金」については、医療保険料とあわせて徴収し、2028年度に総額1兆円を集める。▼2面=実効性は

 充実策の柱は、児童手当…

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    加谷珪一
    (経済評論家)
    2024年6月6日8時52分 投稿
    【解説】

    今回の少子化対策は、財源として「支援金」が使われる予定となっており、医療保険の枠組みを使って国民から徴収されます。この話については以前も指摘しましたが、限りなく保険の流用に近く、本来、実施すべきものではありません。  保険というのは事業と

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