(てんでんこ)線状降水帯を追う:3

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 ■データがほしい、荒波の沖合で飛ばした気球

 予測の難しい線状降水帯の発生をつかもうと、嵐の海へ向かう気象庁職員もいる。

 環境・海洋気象課調査官の日比野祥(41)は昨年6月3日朝、雨が降りしきる東京湾から気象観測船「啓風丸(けいふうまる)」に乗り込んだ。観測長として九州南西の東シナ海に向かう。

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