(記者解説)先生を、教育の質を守る 給与や長時間労働、予算かけ抜本策を 久永隆一、氏岡真弓

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 ・公立校の教員に優秀な人材を確保しようと、給与増や働き方改革が議論されている

 ・忙しすぎるとの指摘もあり労働時間を短くしようとするが、効果はあまり出ていない

 ・予算をかけて教員の数を増やし、授業時間を減らすといった抜本的な対策が必要だ

    ◇

 いま、SNS上には先生たちの葛藤の声が飛び交…

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    倉田徹
    (立教大学法学部教授)
    2024年3月14日10時3分 投稿
    【視点】

    学校の先生方の教育や、大学教員の研究の時間を大いに奪っているのは、記事中にもあるような書類作成などの「事務仕事」です。形式的・画一的な、必要性の疑わしい書類の作成を、政府が幅広く全国の教育者や研究者に対して事実上強制するために、有益な仕事を

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    武田緑
    (学校DE&Iコンサルタント)
    2024年3月22日16時14分 投稿
    【視点】

    現状について、幅広く目配りしながら、必要な論点をすっきりとまとめていただき、さすがの記事だと思いました。この記事の内容が広く現場の教職員や保護者、市民の皆さんと共有でき、議論の土台となればいいなあと感じます。 現場レベル、教育委員会レベル

    …続きを読む