(売れてる本)『客観性の落とし穴』 村上靖彦〈著〉

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 ■エビデンス主義には問題も

 若手論客が「エビデンス」に基づいて高齢者の切り捨て政策を主張しては炎上するといった風景は、いつしか見慣れたものとなった。著者の村上も、学生から「先生の言っていることに客観的な妥当性はあるのですか?」などと問われるという。評者も医師である以上、エビデンスの大切さを理解し…

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