(明日へのLesson)第1週:ブック 公平あっての「見えざる手」 『国富論』

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 アダム・スミス(1723~90)といえば、「経済学の父」であり、その主張は「見えざる手」。そんなおなじみのキーワードですませるなら、スミスの魅力を十分に味わったことにはならない。主著「国富論」にある重層的な世界とは。

 ■アダム・スミス『国富論』(1776年)

 スミスが読んでいたであろう蔵書の…

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