折々のことば:2688 鷲田清一

有料記事

[PR]

 二人は、敵、味方の間柄になったのです。それがいかにも、不思議なことに思われました。

 (小川未明)

     ◇

 都から遠く離れた国境に両国から派遣された老人と青年。春の朝、一株の野ばらに集まる蜜蜂の羽音で目覚める二人は、いつしか将棋を楽しむ仲に。ある日戦争が始まり、老人に私を殺せと言われた青年…

この記事は有料記事です。残り84文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載折々のことば

この連載の一覧を見る