(憲法を考える)「同性婚、認めぬ法」が奪うもの 「社会が変わってしまう」発言きっかけ、法整備に注目

有料記事憲法を考える

[PR]

 ■憲法を考える 視点・論点・注目点

 同性婚が政治の焦点になっている。同性婚を認めれば「社会が変わってしまう」と岸田文雄首相が発言したことがきっかけだ。司法の場では、同性婚を認めていない現在の法制度を「憲法違反にあたる」と主張する訴訟が各地で起きている。世界で認める動きが広がるなか、日本国憲法と…

この記事は有料記事です。残り3468文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

  • commentatorHeader
    南野森
    (憲法学者・九州大学法学部教授)
    2023年3月29日18時26分 投稿
    【視点】

    問題状況がよくわかる良記事です。    昨今、首相秘書官の差別発言をひとつのきっかけとして、LGBT理解増進法の制定をめぐる議論が活発になっています。しかし、差別をしてはいけない、理解増進のための施策が必要だというのは、およそ少数者問題

    …続きを読む