(書評)『スティーブ&ボニー 砂漠のゲンシリョクムラ・イン・アメリカ』 安東量子〈著〉

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 ■時空超えた分断と対話を巡る旅

 福島県に暮らす著者のもとにある日、メールが届く。それは、アメリカの原子力関係者が集う学会への招待だった。場所は西海岸ワシントン州内陸部。長崎に投下された原子爆弾プルトニウムが抽出された核開発拠点の近隣だという。

 戸惑いつつも、著者は砂漠の町へと旅だった。本書は…

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