(深論 参院選の先に)「負ける建築」政治に置き換えると 建築家・隈研吾さん

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 強烈な日差しの中、東京五輪・パラリンピックのメイン会場に使われた国立競技場に足を運んだ。軽やかさを感じる細い木が連続するひさし、植栽が涼やかな回廊「空の杜(もり)」、観客席の色彩はカラフルだ。

 ここに来たのは、今回の参院選に際して、建築家・隈研吾さん(67)の本「負ける建築」(2004年刊行)を…

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