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　２０１８年６月、山東省威海市の埠頭（ふとう）から出た船が沖合の島を目指していた。劉公島と呼ばれるその島は、清朝が日本に敗れ、台湾などを割譲した日清戦争の激戦地だ。船に乗っていた共産党総書記の習近平（シーチンピン）は島を見つめ、「心臓がえぐられるようだ」と語ったと中国メディアは伝える…