(多事奏論)本を読み返す 次はどんな愛と勇気に出会う? 河合真美江

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 「図工の授業には色鉛筆と愛と勇気を持っていくんだよ」。娘は小学3年生になった春、そう言った。20年近く前、図工の先生の持ち物の指示だった。

 子どもはまっすぐ受けとめた。色鉛筆と愛と勇気を持参して学校に行ったのだ。

 先生は作家の岡田淳さん。兵庫県西宮市の公立小学校で38年間教え、「こそあどの森の…

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