黒田日銀、試される残り1年 急な円安、「悪い物価高」進む

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 日本銀行の黒田東彦(はるひこ)総裁の任期が8日、残り1年となった。「異次元緩和」を掲げた就任から9年。この間に進んだ円安はいまや、「悪い物価高」の一因として喫緊の課題となりつつある。長期に及んだ大規模緩和の副作用も大きく、「出口」をどう描くのかも問われる。異例ずくめの政策を引き継ぐ後任人事も難題で…

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