「同一労働同一賃金」というけれど 非正規の正社員登用+正社員減給の可能性も

有料記事

[PR]

 いわゆる「同一労働同一賃金」を定めたパートタイム有期雇用労働法の新しい規定が昨年4月、全面的に施行されました。非正社員の待遇改善が目的とされていますが、正社員の制度を見直す動きが少なくありません。労働組合が「不利益変更だ」と主張し、紛争になっているケースもあります。(編集委員・沢路毅彦)

 パー…

この記事は有料記事です。残り1504文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

  • commentatorHeader
    澤路毅彦
    (朝日新聞編集委員=労働)
    2022年2月9日18時21分 投稿
    【視点】

     安倍政権時の働き方改革関連法に盛り込まれた「同一労働同一賃金」に関する法律が昨年4月から全面的に施行されています。正確には「同一労働同一賃金」ではなく、以前からあった「均等・均衡」の看板を付け替えただけだと個人的には考えていますが、すっか

    …続きを読む