(フロントランナー)鈴木敦さん 「寄席の看板を下ろさないために考え抜いた」

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 (1面から続く)

 ――コロナ禍も、まもなく2年近くになります。相次ぐ緊急事態宣言で、寄席も一時は休業しました。

 私たちの世界は現金商売なので、景気がいいのか悪いのかすぐ数字に表れます。一目瞭然です。うちはこれまでずっと無借金経営を維持してきたのですが、昨年、ついに数千万円の赤字に陥りました…

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