折々のことば:2106 鷲田清一

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 何もないところに、種を植えた。芽吹いた。咲いた。枯れた。抜いた。残った。よどむ日々を浄(きよ)めた時間が、残った。

 (齋藤陽道〈はるみち〉)

     ◇

 コロナ禍での「自粛」要請とともに、家族四人だけの日々が「ぽかんと始まった」。写真家は庭の片隅に向日葵(ひまわり)の種を植えた。あっという間…

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