(ひもとく)立花隆の宇宙 自己と人類、ぶつかり重なった 保阪正康

有料記事ひもとく

[PR]

 立花隆は、その生涯において100冊を超える書を刊行している。むろん私はその全てに目を通しているわけではないが、大別すると3分野に分かれるのではないだろうか。「生と死」「人と神」、そして「時代と自己」である。

 初めに断っておくと、私は立花を同年代として稀有(けう)の著述家、あるいは思想家、時代証言…

この記事は有料記事です。残り1370文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら