(それでも前へ 103回目の夏:3)投球練習で「真剣勝負」 打席不足補う、苦肉の策 高校野球

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 4番とエースによる、バットを振ることのない“真剣勝負”だった。

 6月中旬、高校通算42本塁打を放つ智弁和歌山の徳丸天晴(てんせい)(3年)は右腕、中西聖輝(まさき)(3年)とブルペンで向き合った。最速147キロを誇る中西の一球一球に、タイミングを計りながら左足を踏み込む。

 「いまのスライダーは…

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