(評・映画)「わたしはダフネ」 「異なる人」の視点は捨てて

有料記事

[PR]

 これは、ダウン症の女性ダフネと年老いた父親の物語である。その夏、家族で出かけたキャンプ場で母が急死したことで、父娘の心の再生の旅が始まった。

 赤く染めた髪にピンクのパーカ。ダフネはパーティーとダンスが大好きだ。行動的で明るくて人懐っこい。几帳面(きちょうめん)で理屈っぽいが、聡明(そうめい)で機…

この記事は有料記事です。残り579文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません