薫風や波聞くために桟橋へ
五月憂し水の底なる我の影
峰雲のまぶしさバスを見送れば
頬杖の頬のうすさよ夏はじめ
青焼の図面繙(ひもと)く麦の秋
日の当たるところ静かに昼寝覚
蝉時雨錆(さび)の匂へる工具箱
青桐(あおぎり)や今も書棚に『漂流記』
木曜の午後の長さよ冷房裏
釣堀の水面一枚暮れ残る
ゆふぐ…
【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら
薫風や波聞くために桟橋へ
五月憂し水の底なる我の影
峰雲のまぶしさバスを見送れば
頬杖の頬のうすさよ夏はじめ
青焼の図面繙(ひもと)く麦の秋
日の当たるところ静かに昼寝覚
蝉時雨錆(さび)の匂へる工具箱
青桐(あおぎり)や今も書棚に『漂流記』
木曜の午後の長さよ冷房裏
釣堀の水面一枚暮れ残る
ゆふぐ…
【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら