(日曜に想う)「不公平」を抱えて進む五輪とは 論説委員・郷富佐子

有料記事日曜に想う

[PR]

 海外勤務地での巡り合わせもあり、これまで夏冬合わせて五つの五輪を取材する機会があった。どの大会でも、日本ではあまり知られていない外国選手から話を聞くのが主な仕事だった。

 特に印象に残っているのが、2004年アテネ大会で取材したパレスチナのサナ・アブブヒート選手だ。女子陸上800メートルの1次予選…

この記事は有料記事です。残り1496文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら