福岡地裁は「合憲」判断 生活保護の基準額引き下げ

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 国が2013~15年に生活保護基準額を引き下げたのは生存権を保障した憲法25条に反するとして、福岡県内の受給者84人が減額決定の取り消しを求めた訴訟の判決が12日、福岡地裁であった。徳地淳裁判長は「厚生労働相の裁量権の逸脱はなく、憲法にも違反しない」として原告の請求を棄却した。

 争点は、国が13…

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