(あるきだす言葉たち)風の花嫁 笹川諒

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ぽつねんと春を銜(くわ)えて水鳥はこれから春を逃がしにゆくよ

 

雪柳あまねく咲いているけれど言霊は当てにしたくないんだ

 

melancholy 電車をひとつ見送って「貞本エヴァ」のページをめくる

 

かなしさで光を放つ星があることをやむなく告げるような眼

 

歌の暗さを褒められたことは以前にも …

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