「わたし死ぬのかな」、揺れた心を31字に がんサバイバーたちが短歌集

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 今年も桜の季節がきた。尾崎祐子さん(38)は、2年前に娘と桜を眺めたときの思いが忘れられない。

 当時、娘は4歳だった。朝、保育園に預けると、自宅で花を扱う仕事を始める。夕方、迎えに行き、夕飯を食べさせ、寝かしつけると、一日が終わる。

 そんな日常が、ある日突然、崩れた。2019年3月、出血がきっ…

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