京都非公開文化財特別公開始まる

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 春の「京都非公開文化財特別公開」(京都古文化保存協会など主催、朝日新聞社特別協力)が1日、開幕した。京都市東山区の大雲院(だいうんいん)では、祇園祭の山鉾(やまほこ)を模し、昭和初期に建てられた「祇園閣」が公開された。

 実業家の大倉喜八郎が平安神宮などを手がけた伊東忠太の設計で建てた3層の楼閣。訪れた人は楼内の珍しい意匠や楼上からの絶景を、周囲の桜の花とともに楽しんでいた。

 特別公開は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、5月16日までの前期と6月の後期に寺社など14カ所が分散して公開される。拝観料は1カ所あたり原則大人1千円、中高生500円。詳細は京都古文化保存協会のホームページで確認を。問い合わせは協会事務局(075・451・3313)へ。(久保智祥)

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