(around Stage)女性能楽師の活躍 長い不遇経て、自らの表現求め

[PR]

 男社会の印象がある伝統芸能の世界で、能は女性の活動が目立つ。能楽協会に所属する能楽師のうち、女性はシテ方を中心に16%。28日に宝生能楽堂で「春の女流能」、4月29日には国立能楽堂で女性能楽師による企画公演がある。

     *

 不遇の時代は長かった。

 能楽では室町中期から女性が演じる女猿楽が…

この記事は有料記事です。残り1243文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません