(書評)『戦後教科書運動史』 俵義文〈著〉

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 半世紀以上にわたりライフワークとして教科書問題に取り組んできた「生き字引」である著者が、戦前の国定教科書から最新の学習指導要領まで、重要なトピックをなで斬りにしたものが本書である。その分厚さは、著者の人生そのものを映し出している。

 著者によれば、大学の教職課程では教科書の歴史やしくみについてほと…

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