(評・映画)「私は確信する」 裁判に勧善懲悪を求め、溺れ

有料記事

[PR]

 「私は確信する」はフランスで実際に起こった事件に基づいている。ある日曜日、38歳のダンス教師が3人の子供を置いて忽然(こつぜん)と姿を消す。残された夫に疑惑がかかるが、彼は無実を主張する。世間が騒ぎたてる中、事件発生から9年後、警察は遺体のない殺人事件として夫を告発する。

 ひょんなことからこの事…

この記事は有料記事です。残り548文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません