(プレミアシート)「羊飼いと風船」 チベット、現実の軋み

有料記事

[PR]

 「空を飛んでいる風船に、映画へのイメージが湧く。脚本を書いたが、検閲で引っ掛かり、小説にする。脚本に手を入れ直し、この映画が生まれた」。チベットの作家で、監督・脚本家のペマ・ツェテンの言葉だ。

 国際映画祭、東京フィルメックスで熱い支持者を持つ彼の作品が、ようやく日本で公開される。文学と映像言語の…

この記事は有料記事です。残り699文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

連載プレミアシート

この連載の一覧を見る