(世界発2021)台湾半導体、米中対立が追い風 輸出規制前に駆け込み需要

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 台湾の半導体産業が活況に沸いている。米国や中国などの世界的なメーカーから注文を受けて生産を請け負う「黒衣」として独自の発展を遂げてきたが、最近の好調には米中間の対立が大きく影響している。(台北=石田耕一郎)

 ■3人で創業「業績右肩上がり」

 台北近郊の桃園市で、最先端の半導体製造に不可欠な空気…

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