柊(ひいらぎ)の花のほろほろ家居かな
猫となるまで眠りたや漱石忌
紙垂(しで)揺るる銀杏落葉の黄の激し
初時雨寺まで緩き登り坂
冬の鯉水面の風に触れ沈む
雪吊の縄の途中の継がれをり
枇杷(びわ)の花これより名越切通(なごえきりどおし)
風の尾根先頭赤きアノラック
寒禽(かんきん)の声立ち昇る尾根の道…
柊(ひいらぎ)の花のほろほろ家居かな
猫となるまで眠りたや漱石忌
紙垂(しで)揺るる銀杏落葉の黄の激し
初時雨寺まで緩き登り坂
冬の鯉水面の風に触れ沈む
雪吊の縄の途中の継がれをり
枇杷(びわ)の花これより名越切通(なごえきりどおし)
風の尾根先頭赤きアノラック
寒禽(かんきん)の声立ち昇る尾根の道…