(政治季評)侵された法の支配と学問の自由 真理を軽視、菅氏に不信感 豊永郁子

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 先月、菅義偉首相は、初の外遊先ベトナムでのスピーチで、恐らくは中国の行動を指して「法の支配と開放性に逆行する動きが南シナ海で起きている」と述べた。そっくり同じ文句が日本での自らの行動について言われ得ることには考えが及ばないのだろうか。日本学術会議が会員候補に選んだ学者のうち、首相が6人の任命を拒否…

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