(評・音楽)瀬川裕美子ピアノリサイタル、ブーレーズ×ベートーヴェン 挑発しつつ挑戦、若手の情熱

有料記事

[PR]

 アクロバティックな打鍵から生まれる爆発的なエネルギー。瀬川裕美子のリサイタルはピエール・ブーレーズの3曲のピアノソナタを軸とする難曲ぞろい。挑発しつつ挑戦するプログラムだ(7日、東京・トッパンホール)。

 瀬川は発想がおもしろい。ここ数年、パウル・クレーの絵画を手がかりにブーレーズの音楽をひもとく…

この記事は有料記事です。残り581文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません