(南極越冬物語:17)「人ごとはない」つなぐ気遣い 気象チーフ・高見英治さん
猛吹雪の日でも気象観測に休みはない。毎日午前2時半と午後2時半、気球をあげる。風の強さと方向を見定めて走り出す。「放球!」。ひもでつながる観測器ゾンデが高見英治さん(40)の手から空へ。高さ30キロまで上昇しながら気温や湿度、風向、風速のデータを送ってくる。高層や地上、日射や放射、オゾンなど観測は…
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