(声)孫の幸せ思い、便りこらえた祖母

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 主婦 吉田みどり(大分県 78)

 1949(昭和24)年、姉9歳、私8歳、弟3歳を残し、母は42歳の若さでこの世を去った。母の実家のある東京から私たちの住む福岡に、1カ月ほど来てくれていた祖母が帰る日。姉と私は祖母の両袖をつかみ、早朝の暗い道を泣きながらバス停まで歩いた。

 それ以来、祖母と頻繁…

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