(インタビュー)「有色の帝国」の呪縛 歴史社会学者・小熊英二さん

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 黒人の男性が白人の警官に窒息死させられた米国での事件をきっかけに、世界中で改めて人種差別問題への関心が高まっている。この難問、日本でどう考えればいいのだろう。肌の色が同じ人々を支配した戦前日本の歴史を調べ、「有色の帝国」という視点を使って人種や民族の問題を考察してきた小熊英二さんに聞いた。

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