(取材考記)九州豪雨後の国交省ペーパーが話題に 「官民で水害対策」実現への道筋は 稲垣直人

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 7月の九州豪雨発生の6日後、国土交通省が公表した「気候変動を踏まえた水災害対策のあり方について」というペーパーが一部で話題になっている。「旧来のダム依存から転換した」といった声もあるが、より正確で冷静な見方が必要なようだ。

 これは同省の社会資本整備審議会の答申だ。ダムや堤防だけに依存せず、水害の…

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