(文化の扉)次郎長、大親分の実像 「義侠心」何度も物語化/世に尽くした後半生

有料記事文化の扉

[PR]

 子分・客分のためならば、一肌脱いでやせ我慢。博奕(ばくち)と喧嘩(けんか)にめっぽう強く、一度怒れば泣く子も黙る。幕末に「海道一の大親分」として名をはせた清水次郎長(しみずのじろちょう)(1820~93)。今年は生誕200年。その光と影を、お聞きくだせえ。

 次郎長は駿河(するが)(静岡県)の清…

この記事は有料記事です。残り2060文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら