(ひと)上野久美さん 自立生活を通じて障害者と健常者の距離を縮める

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 平日の夜、奈良市の自宅に大学生らが交代でやってくる。寝返りやトイレ介助などを泊まり込みで世話するためだ。でも口々に「ボランティアというより、馬鹿話や恋愛や将来の相談に来ている感じ」と話す。自立生活35年目。介助経験者は約350人になる。

 進行性の脊髄(せきずい)性筋萎縮症。顔と手のわずかな筋力し…

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